今日から11月!寒くなってきましたね。今回アクティブシニアで紹介させていただいた中村セツ子さん。助産師であるセツ子さんへの取材をきっかけに感じたことなどをお話したいと思います。
ちょうどその頃読んでいた本が岡本太郎さんの『自分の中に毒を持て』。芸術家として波瀾万丈な人生を駆け抜けた太郎さんの、魂の叫びともいえるその衝撃的な内容と文面から沸き上がる熱にうかされ、ページをめくる手を止めることができませんでした。
「心身とも無一物、無条件でなければならない」積みあげてきた自分などケトバし、瞬間瞬間に生まれ変わるのだ。周りに迎合することなく己と向き合い、危険な道をも決意と情熱を持って生き抜いてほしいと訴えています。生まれてきた赤子の、無条件に外に向かってふき出す生命エネルギーを思った時、本の内容とリンクしたのかもしれません。
私自身、親や周囲の描いたレールを自分の望みと思い込み、真に心と向き合ったことがあったか。空恐ろしい気さえします。もう若者とは言えない年齢ですが、人生が続く内はまだ道半ば。迷った時には太郎さんの言葉を思い出すでしょう。そしてまた、いつか私の息子が命をかけて過酷な道を選ぶとその決意を語った時、涙を流してエールを送る私でありたいと思うのです。
編集長S
