vol.21 新潟市中央区在住 川崎 洋子さん(63歳)


仕事しながら介護を27年。 それでも「面白そう!」と思った事は、諦めないでやってきたよ。

20歳で結婚。4人の子供を育てる。26歳の時に、子育ての傍ら新聞配達のパートを始め、その後社員となり46歳まで勤める。子供が大きくなったのを機に、昼間の仕事に変えたが実父の介護が始まり、深夜に出来る宅急便仕分けの仕事に。その後障害者の叔母の介護も加わり、10年続け「これからは、人の役に立つ仕事に就きたい!」と一念発起。介護福祉士の資格をとる。 現在は訪問介護と視覚障害者のガイドヘルパーをしながら、近くに住んでいるお孫さんの面倒をみつつ、自分時間も上手に楽しんでいる。


Q:仕事をしていて、大変だな。と思った事はございますか?

勿論ありますよ。バイクで新聞配達をしていたのですが、雨風がひどい時は、びしょ濡れになりますからね。それでも、当時保育園児だった娘が玄関にタオルを置いて、お風呂を沸かしてくれていたのには、嬉しくて涙が出たね。

Q:忙しくても仕事を続ける原動力はどこからくるのでしょうか?

訪問介護で担当している利用者様から「俺が死ぬまで、辞めないで来てくんなせ」と言ってもらったりするの。そんな言葉を聞くと、少々体がきつい時があっても、体が動くうちは、頑張ろう!と思うのよね。

山登りで心のリフレッシュ。

道中にスマホで草花を撮影するのも楽しい♪


Q:仕事に介護と忙しかったのに、多趣味ですよね。どうやって時間を作っていましたか?

介護はストレスも溜まるから、山登りはいい気分転換。仲間と登る事もあるけど、一人で登ったりもします。

映画もちょっと時間が空いたら、一人で観に行ったりします。何でも一人で行動しちゃうから、隙間時間を有効に使えるのかもね。あと、好きな事が出来るのは、夫の理解があるから。感謝しています。

「嫌な事があったとしても、すぐ忘れるの。忙しすぎて、覚えていられないのよ」と明るく笑う川崎さん。困っている人を見ると、ほっとけなくて近所で徘徊をしている老人を見つけると、声をかけ家まで連れて行った事があるそう。それが何度もあるというから驚きだ。

「ただのお節介焼きなんさ」と川崎さんは言うが、人との関係性が薄くなっている昨今。川崎さんのような人がいるのは、心強くもあり私もその優しさに、心が温かくなりました。

文章を書く事が好きで、新潟日報の“窓”欄に投稿した原稿は掲載60回を超える。

お花が大好きだという川崎さん。家の花壇にはお花がいっぱい♡