今日から5月!風薫る気持ちのいい季節到来ですね。この時期は、駆け抜けた新生活にほっと一息できるような、はたまた「これでいいのか」と自問する時でもあるかもしれません。かくいうわたくしも、新しい環境にうまく適応できず四苦八苦し、迷走したこと数知れず。思いを馳せ浮かんでくるのは、大学時代に初めてアルバイトをした時のこと。関東での一人暮らし生活にも少し慣れ、さてバイトでもしようかと安易な考えの私。社会の厳しさなど知る由もなく「コーヒー好きだし~」と始めた近所の喫茶店のバイト。今まで家の手伝いもろくにしなかった私が、すぐに適応できるはずもなく、、。コーヒーカップをユーフォ―キャッチャーのごとくワシッと持ち上げお客様に差し出す。ガタガタとこぼしたコーヒーを拭きもせずお客様に差し出す。クロックムッシュのフォークの刃を向けてお客様に差し出す。恐るべし、妖怪差し出し娘。落ち着けばできることもパニックで混乱し、ふがいない自分に落ち込む日々。そんな中でも、あきらめずに何度も教えてくれたオーナー夫婦やバイト仲間、常連さんの優しさに救われました。
「毎日を生きよ。あなたの人生が始まった時のように」ゲーテのことばがあります。くやしさ、情けなさ、そして感じた人の温もり。自立への第一歩を踏み出したあの頃の気持ちを忘れたくはありません。明日また新しい私と出会うために。
「恐るるなかれ!」何もできなかった大学時代の私が、なぜか自信満々の笑顔でこぶしを上げ応援してくれています。
編集長S
