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編集後記vol.23

  皆さま、今月のアクティブシニア、上村さんの記事は読んでいただけましたか?

今回の取材で私は、自分の想像力、行動力、勤勉さ、ありとあらゆる意思の力を超えた圧倒的な現実を前にピタリと一歩も動けなくなりました。人生は有限である。漫然と理解していたその認識は間違いで、「人生とは、無情なまでに突然幕を閉じる」その事実にハッと目が覚めたような気持ちになったのです。『今は一日一日を、一秒一秒を大事に生きたい』そう話す上村さんの言葉が重く胸に響きます。大事に生きるとはどのようなことか。どうすればより悔いのない人生を送れるのか。

しかし目の前に座る上村さんは、飄々とした様子で、迷いなく見えます。大事に生きるとは、何か重たい使命を背負って生きるということではなく「自分の人生を最期まで生きる」、それだけなのかもしれません。生きるとは、死を意識して生きること。それは決してネガティブなことではなく、毎朝鏡の前で自分に問いかけながら生きることと同じようなもの。私は一年後、私は一週間後、私は今日、どのように生きるか。そうすれば誰かに嫉妬したり、自分を哀れんだり、そんなことに費やす時間は無い。自分の人生をどう生きるのか。本質的なものに目を向ける大切さに気付くのです。

上村さんは次のライブどんな曲を演奏するのでしょう。あのクールな姿を思い浮かべながら楽しみに待ちたいと思います。

編集長S