ニューヨークで50年。
自分の道を、迷いなく。
新潟市出身。早稲田大学法学部中退。
全共闘運動に関わる中で舞踊創作と公演活動を開始。
ニューヨークを活動拠点に、50年以上舞踊活動を続けている。
昨年から故郷の新潟にて、新たな踊りのあり方を探っている。
Q:学生時代、元々は政治に関心があったとのこと。
踊りに興味を持ったきっかけは何ですか?
そうですね。踊りとか芸術っていうのは、暇人がやるものだと思ってましたから(笑)。たまたま踊りと出会って面白いと思ったのは、自分の体一つで表現できるということ。楽器も絵の具もいらない。
そこに興味を持ちました。
Q:その後、踊りの学校で知り合ったパートナーのEikoさんと、二人で外国に行かれたとのこと。どのような経緯だったんでしょう?
私は仕事として踊りをやろうと思ってましたから。
当時の日本では状況として難しく、それなら海外に出よう!ということです。まずは踊りの本場ドイツに行こうと決めました。その頃は飛行機もないから、船に乗ってナホトカ(ロシア)周りでそこから汽車に乗り換えて行くんです。長旅でしたね。
Q:すごい勇気ですね!向こうでは頼れる人などはいたんですか?
いないです。しかし運がいいことに、ドイツで出会った先生が我々の踊りをえらく気に入ってくれて。『お前たちはとにかく毎日踊れ』と言って、衣食住からお金の面倒までみてくれたんです。
それからは結局ドイツに2年、その後はアメリカのニューヨークで50年以上活動しています。
今年7月、新潟市砂丘館にて全10回の公演を終えられた椿さん。
私も拝見させていただきました。75才のご年齢とはとても思えない熱くエネルギーに満ちたパフォーマンスにドキリと釘付けになりました。50年以上の海外生活の中で様々なご苦労もあったでしょう?という問いに『特別に辛いことはなかったですね。』と話す椿さん。そのことばは、椿さんの生きる姿勢そのものを表しているように感じました。挑戦すること、続けること。ひたすらに自分の道を突き進む椿さんにパワーと勇気をもらえました。
今年の12月にはまたニューヨークでの公演も控えているとのこと。応援しています!
Eikoさんと
◀︎椿さんのインタビュー動画がご覧いただけます

