vol.26 新潟県阿賀野市在住 片桐 俊晴さん(73歳)


「73歳に見えねろ~若く見えるろう?(笑)」とユーモア溢れる片桐さん。

波乱万丈。娘三人と紡いだ絆。

約140年続いた米屋を平成2年「株式会社かたぎり」に法人化。精米歴45年の精米のプロであり代表。

29歳の時に結婚。長女・次女・三女に恵まれるが三女が小4の時に離婚。翌年信じていた従業員から5000万円の横領に遭う。実母の助けも乞いながら3人の娘さんを育て、無我夢中で働き、地域のイベントも盛り上げているその原動力をお聞きしました。


Q:5000万円の横領に合うとはショックな出来事でしたね。

そうだね。多額な借金を背負うことになったわけだから。

でも、この事件があったから借金を返す為に、遊び惚ける事もある自分の生活を改めるキッカケにもなったね。子ども達も自分の事は自分でしないといけないと思ってくれた。幸い俺の母親が食事の面倒をみてくれたから助かったね。横領されたお金は戻って来なかったけど、恨みつらみを相手に持ち続けはしなかった。そんな事を思っていたら、俺の人生が暗くダメになってしまうから。マイナスな出来事でも考え方を変えれば、プラスの面もあるからね。

Q:片桐さんが実践している健康法ってありますか?

健康法ってわけじゃないけど、最近は16時間何も食べないで胃と腸を空ける事をやっているよ。お腹がちゃんと空いてから食べる。それが俺には合っているみたいで調子いいよ。

現代人は、ながら食べして食べ過ぎてるよね。

店内。直売りはまれで、今はネット販売がメイン。

こちらは人気商品。炊き上げたご飯の動画が見れます♪


【長女千恵さんにお父様の事をお聞きしました♪】

放任まではいかないけれど、3人(姉妹)ともおおらかに自由に育ててもらいました。働く父の姿を身近に見ていたのですが、地域のイベントも頼まれたら忙しくても関わっていたので、子ども心にも損得勘定で動く人ではないと感じました。家業は秋が忙しいので、春は山、夏は海に、冬はスキーと遊びに連れて行ってくれました。子どもを見守るというよりは、一緒に自分も楽しむといった感じでしたけど(笑)

何でも包み隠さずにお話ししてくれた片桐さん。

まさに豪放磊落(ごうほうらいらく)を絵に描いたような人でした。3人姉妹が嫁いだ後も家業を手伝ってくれる事に感謝していると笑顔で語っていました。しっかり者の娘さん達がお父様をサポートしている、片桐家の強い絆を感じた取材でした。

左から三女、次女、長女 千恵さん


◀︎三姉妹のコメント、店内の様子などを動画でご紹介