夜風が涼しくなってきましたね。秋の夜長を楽しみたい今日この頃。久々にまた読み返したい本をご紹介したいと思います。
1959年に出版されたダニエル・キイス作『アルジャーノンに花束を』。世界的ベストセラーの作品なのでご存じの方も多いかと思います。知的障害を持つチャーリーは、叔父さんのパン屋で働く明るくて純粋な青年。あるきっかけで、開発されたばかりの脳手術を受けることとなります。先に動物実験とされたハツカネズミのアルジャーノンを追うように、どんどん知能を上げていくチャーリー。頭が良くなったことに喜びを感じますが、それと同時に今まで見えていなかったものが見えるようになり、、、
様々な葛藤に苦しむ中、ある時期から知能が徐々に低下を始めることに気が付きます。本を読み、ここまで涙したものは他にありません。号泣が止まりませんでした。人として生きることの苦しさ、不条理さ、儚さ、愛。すべての感情が凝縮された傑作。様々な映像化もされましたが、絶対に書籍で読んでほしい一冊です。
チャーリーと共に嵐のような心の旅を通り抜け、思い切り涙するひとときを過ごしてみませんか。
編集長S
