篠笛の音色に人生を乗せて
紡ぎ出す音楽の世界
介護の仕事を続けながら、新潟各所で篠笛(しのぶえ)奏者として演奏活動をしている鶴巻さん。ミステリアスな雰囲気の裏には波乱万丈な人生が。その強さとやさしさ、想いに迫ります。
Q:先日は演奏を聴きに伺いました!“篠笛”を初めてじっくりと聴かせていただきました。珍しい楽器ですよね。どんなきっかけで始められたんですが?
下の息子が万代太鼓をやっていたんです。中学1年生の頃にメインのポジションで演奏することになったんですが、その時の笛の女性が癌で亡くなってしまったんです。そこで急遽私が練習し、覚えたのがきっかけ。47歳の頃だったでしょうか。そこから篠笛の世界にはまり、先生のもとへも通うようになりました。
Q:そうなんですね。お仕事をしながら、子育てし、
稽古もし、、お忙しかったでしょうね。
ええ。私生活では波乱万丈でした。実は二度の結婚をし、二男一女を授かったんですが、、あ、今は独身で(笑)下の息子と暮らしています。介護の資格を取って福祉関係の仕事をしたり、ヤクルトレディとして働いたり、母として、子供を育てるために必死でしたね。
一緒に活動しているon your sideのメンバーと
Q:そうだったんですね。ご両親の助けなどはあったんですか?
若くして勝手に結婚を決めてしまったので親は激怒して、まったく認めてくれてなかったんです。だから幼子を連れて帰っても同居はままならず、子育ての援助は受けられませんでした。当時は両親とは確執も有りましたが、介護をしていく中で恩返しが少し出来たように思います。今は穏やかに、自分らしく生活できることに感謝しています。
着物のリメイクもお得意な鶴巻さん。大変な生活の中でも子供のために習い事をさせたり、ご自身でも様々なものにチャレンジしたり。一つ一つにしっかりと向き合い、努力してきたその生きざまが篠笛の音色に重なります。是非一度その深い演奏の世界に触れてみてください。
ステキな着物リメイク作品♪


