93歳。山歩き・俳句・ヨガ、すべてに無理しない。
今できる事をとことん楽しむ。
21歳で小学校教員となり、24歳で結婚。教員をしながら夫の転勤に合わせ、魚沼・佐渡など神田さんも転勤。その間長男、次男を出産。保育園など無い時代、地元の子守りさんに助けてもらいながら、子育てと仕事を続ける。
36歳の時に、夫が急死。息子さん2人が東京の大学へ行く為、家を出たのを機に、47歳で『新潟楽山会』に入会。
登山を始める。教員は56歳で退職。退職後は俳句教室・公民館のヨガ教室・茶道教室・教育連盟などに入り、近所の人達との交流も楽しんでいる。
Q.神田さんは戦争体験者ですね。学徒動員もされたのですか?
はい。東京大空襲で東京から疎開して
きた生徒と一緒に軍需工場へ動員されました。食料が少ない時代でみんながお腹を空かせていました。私は週末家に帰る事が出来たので、
母が炒ってくれた豆を級友にあげたんです。そしたら、「これで生きて
いける」と級友が泣きながら喜んでくれました。その時、人を喜ばせる事が自分の喜びに繋がるのだと実感しました。
Q:小学校教員時代の記憶に残る生徒さんのエピソードはございますか?
濁川小学校時代の女生徒でね、当時の6年生が出る市の競技会に、頑張るから出たいと言ってきたの。それで毎朝、競馬場の馬場を走ってきてから学校に来て、大会で優勝しました。何でも真剣に取り組む子だったけど、地域の競馬場を活かしたところが、子供ながら凄いと感心しました。
階段があるところは必ず階段で登り降り♪
「素敵なブラウスですね」と伝えたら、お手製のワンピースの裾を短くして、ブラウスにリメイクしたそう♪
Q:神田さんの元気の秘訣を教えて頂けますか?
まず、山歩きね。今行けるのは最低ランクのD、Eだけど何とか歩ける。月3回参加して自然に浸り、若い人達と接し、2、3時間過ごすと体は少し疲れるけど、気分は爽快。楽しくて充実感があります。俳句を作り句会に参加したり、ヨガと町内の和み体操で体力の老化を補ったり。月の半分以上集まりに出る事で脳の衰えを少しでも防げるかなと思っています。食事は3食バランス良く
いつも決まった時間に食べるようにしています。あと、近所の若い人達とも俳句の句会と茶道のお茶を楽しんでいます。近所の人達と親しくさせてもらうのは、心強く、災害時の不安解消になります。何より楽しく何でも話せていい事ばかりです(笑)
退職した時、残りの人生を健康で豊かなものにする為に、俳句・ヨガも始めた神田さん。
さらに近所の人達とのコミュニティも深め、様々な人達との交流が神田さんの人生に刺激と楽しさを
もたらしてきたのだと思いました。神田さん、これからも毎日をご機嫌に過ごしてくださいね!
『俳句を楽しむ会』の仲良しメンバーと
「取材のお礼に俳句をプレゼントします」と真剣に句を考え中。


