vol.38 新潟市中央区在住 長谷川 潔さん(71歳)


映画と共に歩んだ人生。

映像が結ぶ人の輪を広げたい。

新潟市に生まれ育つ。大学で上京し4年後、新潟に戻りサラリーマン生活を経てから日活に就職。

10年間勤務。その後転職、独立と新たな道を歩むも、常に映像の世界との結びつきは固かった。現在は古町にある映像カフェ『座タイム』にて、新潟の古い映像や、日本映画を中心に上映している。


昨年11月にオープンした『座タイム』にてお話を伺いました。

Q:こちらスクリーンを見ながらお茶が楽しめるカフェなんですね!やはり昔から映画や映像が好きだったんですか?

そうですね。私たちの時代はテレビが無いですから。土曜に高校が終わるとそのまま映画館に行って。当時の名画座ライフで2本立て、3本立てとひたすら観てましたね。

Q:その後は日活に就職を?

はい。たまたま営業の募集があったので、応募して入りました。当時は日活ポルノというポルノ映画をやっている時代なので、忙しい営業は無かったですね(笑) 

2週間に1回ある「楽日」に合わせて店内の展示物を張り替えたり、ゆったり仕事してましたね。

1974(昭和49)年撮影 小林百貨店正面入口前

グランド劇場上映の「エクソシスト」を鑑賞するためデパートを1周する長蛇の列〈提供者:Sさん〉


Q:そうなんですね(笑)その後は他の仕事もされていたとのことですが。

日活退職後は本屋さんに勤め、その後独立して手描きのPOP広告を教える講師になりました。それもすべて日活での経験が活きましたね。実際に描いていましたから。また、仕事以外では映画情報の冊子も作っていました。当時は市内共通の上映情報を知れるような情報紙が無かったんです。映画館とのコネはありましたから(笑)自分で作って、各館のロビーに置いてもらったりしてました。

やはり映画、映像への思い入れはありますね。だからこそ仲間と、この『座タイム』を作ったんです。新潟には古き良き映像が沢山眠っている。呼びかけに応じて少しづつ映像も増えてきました。是非皆さんと共有して、懐かしい新潟の風景を一緒に楽しみたいですね。気軽に遊びに来てください。

ゆっくりとお話される長谷川さん。しかし映像への変わらぬ静かな情熱と愛を感じました。今は無き懐かしい新潟の街並みや情景を感じることのできるカフェ『座タイム』。郷愁の秋、是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

映像カフェ・座タイム

TEL: 090-4660-2023

新潟市中央区東堀前通6-1038 コットンハウス39 2階 

映像スクリーンが設置された「座タイム」店内。

300円(入場料込)でソフトドリンクが飲み放題♪