喜寿を迎えても現役!
毎朝3時起床で市場の競りに立つ
父親が教員の家庭に育った四人兄弟の三男。新潟大学工学部を卒業後、外資系の会社に入社。マーケティング・商品開発の仕事に関わる。その間25歳の時に、新潟市の水産卸売市場の仲卸をしている家の長女と結婚。使命を感じて今までの会社を約7年で辞めて仲卸の仕事を始める。新潟中央水産市場㈱の常務時代に、㈱マリーンを立ち上げ、新潟ふるさと村内にテナントを出店。その後は新潟中央水産市場㈱の社長として万代島鮮魚センター・港食堂・魚や片桐寅吉などを経営し、77歳の現在も精力的に現役で働いている。
Q:まったく異業種からの仲卸業への転身は大変ではなかったですか?
そうだね。今までは外資系の会社で指示を出している立場だったし、何とか自分が加わった事で改革したかったからベテラン職人さんとの摩擦もあったね。市場内で同業者から胸ぐらをつかまれた事もあるよ。今思うと若さゆえに尖っていたかもしれないね(笑)
Q:新潟ふるさと村の「鮮魚センターマリーン」は順風満帆にいったのですか?
とんでもない。ふるさと村は、OPEN当初「大した事ない」という評判が強くて来場者数が増えず、最初の2年間は大赤字。やめたらどんなに楽だろうと思ったけど自分が初めて社長になって興した事業だったから踏ん張るしかないと思った。入口付近に浜焼き・焼きとうもろこし・焼きそば等の屋台を設置して、来て楽しいふるさと村になるようにしたり。いい商品を安く売る努力を頑張って続けましたよ。
60代までは、魚の水揚げも自らやっていました。
Q:毎朝3時起床で市場に行くバイタリティはどこから来るのでしょうか。
現場に立っている事が好きな事もあるけど、健康維持の為に1日約8千歩歩いています。自宅では65歳から筋トレとストレッチを夕飯前に毎日45分くらいやっているかな。
Q:お仲間と結成した「越後屋音八」ではドラムスを担当されていますね。音楽もお得意だったのですか?
大学時代に友達からバンドメンバーが足らなくなったからとお願いされてね。
やったことなかったから、猛練習して何とか演奏できるようなって。やってみたら楽しくてね。大学卒業後はしばらく止めていたけど、青年会議所を卒業した後にドラム教室に通い基礎から学び直しました。
これからの夢は何ですか?とお聞きすると「新潟の伝統的な食文化を反映した商品をもっと作っていきたい」と答えてくれました。
良き仲間に恵まれ、バンドメンバーと音楽も楽しめている事も人生を豊かにしてくれている大切なエッセンスなのではないでしょうか。
新潟市中央卸売市場(新潟市江南区茗荷谷711番地)の中にある、新潟中央水産市場㈱の売場で、その日競りで落とした鮮魚が一般の方も購入できます!
営業時間 AM5:00-7:00(休みは市場に準ずる)
競り場では「目利き」の目が光ります。
バンドメンバーと「喜寿」のパーティーで演奏を披露♪

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