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編集後記vol.36

 さあさあ夏本番。今年はパリオリンピック開催中ということもあり、ひと際熱い夏ですね。各競技ぞくぞくと試合が行われ、その結果に一喜一憂したり、時に審判の判定に憤りを覚えたり…熱中している方も多いのではないでしょうか。昔に比べて日本のスポーツはどんどん強くなりました。お家芸と言われる柔道や体操だけでなく、バレー、陸上など、かつて欧米諸国には勝てないと言われた種目でも全く引けを取らない結果を残しています。

なぜここまで日本は強くなれたのでしょうか?理由としては日本で活躍する選手の海外進出の広がりが挙げられるように思います。

Jリーグやプロ野球にはじまり、本場海外で活躍する選手が「日本代表」としてプレーを国際レベルにまで導いてくれた功績は大きいでしょう。また、監督人の国際化も顕著になりました。これら一連の根底には、我々日本人の意識の変化が大きく影響していると感じます。他者とは違う、自分の人生を生きるという選択肢を思い浮かべることができるか。そしてまた「違い」を受け入れることができるか。それは多様性を重んじる親世代からの変化に始まっているといえるでしょう。

スポーツの世界の「真っ向勝負」。ジャンルに関わらず、そんな生き方を我々ができたなら。世界中のどんなAIも予測できない可能性とパワーを生み出すことができるはずです。選手たちの、生死をかけたかのごとき熱き戦いに涙し、心打たれるのは、我々が忘れかけている本能への郷愁なのかもしれません。

編集長S