vol.53 新潟市中央区在住 横木 弘子さん(83歳)


露店に立って65年。

古町の歴史と共に歩んだ八百屋の道。

阿賀野市三川村出身。古町で露店の八百屋を営む2代目と結婚し、子育てをしながら共に露店に立ち続ける。現在も三男の秀行さんと共に月曜~土曜まで毎日店番を続けている。


Q:今日も寒いですね!弘子さんはこんな日でもいつもこちらで店番をしているんですか?

そうそう。寒いのはやだねえ。でも毎日の当たり前だから。だれかと「寒いねえ」って言いながらこうしてるんです。お客さんと話をするのが楽しいから。

Q:たしかに、そうですよね!それにしても、結婚してからずっとこちらで商売をされているとのこと。随分長いですよね。

そう。もう65年くらいかな。息子が3人いるんだけど、小さいうちは子供を見ながら店番して。子供たちもそのうちに手伝ってくれるんだよね。野菜を入れたり。学校の役員の仕事があるときなんかは急いで抜け出して行って対応してたり…大変だったけど懐かしいね。  

弘子さん手作りのお漬物も人気です♪


Q:そうだったんですね。続けていて楽しいこと、苦しかったことなどは?

そうねえ。楽しいのはやっぱりお客さんとおしゃべりすること。商売だけどそれが一番だよね。この界隈の人たちとも仲間になって。大変だったのは旦那が骨折して一人で切り盛りしなければならなかったとき。ほんとに大変でねえ。配達したりも全部やらなきゃだから。子供たちとも協力してなんとかやったよ。

小さな火鉢にあたりながら、可愛らしい笑顔でお話してくれました。65年という長い年月をここ古町の変容と共に過ごされたことが信じられないくらい自然体な弘子さん。現在は三男の秀行さんが跡を継がれ、二人で毎日露店に立っています。お客さんと、息子さんと、皆で過ごすこの日常が元気の秘訣なのかもしれません。皆さんもぜひ会いに行ってみてください!

天野屋(ロピアマルダイ新潟店前)

新潟市中央区本町通6番町

営業時間 9:00〜17:00

休:日・祝


弘子さんのインタビュー動画がご覧いただけます

1990年頃の露店若かりし頃の弘子さん